2015年07月24日
浴衣もいいけど夏の着物でちょっと差をつける
夏になると浴衣をあちらこちらで見るようになります
最近は浴衣もおしゃれでかわいいものや小物などアレンジが色々で え?これ浴衣?とびっくりする物もいっぱい
しかし、本来夏の着物というものがございます
夏に着る着物とは・・・
夏の着物 「紗」でこれまた夏の帯でかわいいアレンジ帯をしてみました

最近は浴衣もおしゃれでかわいいものや小物などアレンジが色々で え?これ浴衣?とびっくりする物もいっぱい
しかし、本来夏の着物というものがございます
夏に着る着物とは・・・
7月、8月の盛夏の代表的な着物の生地に「絽(ろ)」と「紗(しゃ)」があります。どちらも二本の経糸(たていと)を捩りながら緯糸(よこいと)と織り込んだもじり織で、透け感のある涼しげな生地です。二つの違いについて述べます。
絽は結婚式やお茶席などのフォーマルの席にふさわしい生地なので、留袖、訪問着、色無地、小紋などに染められています。
絽の生地をよく見ると、緯糸数本おきに隙間を作りながら織り上げています。三本絽、五本絽などがあります。また、経糸で隙間をを作るのが経絽(たてろ)です。
隙間が比較的少ない絽縮緬や七本絽、九本絽は6月から9月まで着られます。
紗はカジュアルからセミフォーマルまで幅広く着られる生地です。紗は二本の経糸で緯糸一本ずつをからめて織り上げたシンプルなもじり織で、絽以上に透け感があります。織り柄のある紋紗(もんしゃ)、紬糸を使った紬紗などがあります。
白い長襦袢を重ねたときの紗の涼感は、見る人にも涼しさを届けてくれます。
一般的には、紗は7月中旬から8月上旬までと言われますが、白襦袢ではなく色襦袢を重ねると、透け感が無くなるので6月、9月の単衣の季節でも着られます。
夏の着物 「紗」でこれまた夏の帯でかわいいアレンジ帯をしてみました

夏の着物の 紗(しゃ)
夏に着物を着るのはとても暑い!汗もかく
なので浴衣のように1枚できれて洗えるものが手軽でいいですが、7月や8月に着る絽(ろ)や紗(しゃ)も通気性よく涼しげな生地になっています
しかし、浴衣のように1枚では着ず、長襦袢をきます
長襦袢も夏用の涼しい生地です

紗(しゃ)も透ける感じの涼しい生地

着てみた感じはこんなんです

そして夏用の名古屋帯でお太鼓に花を咲かせてみました。アレンジ帯です!

浴衣とはまたちがって、ちょっとした正式な所にも着ていけて人に差をつけれる感じでしょ

京都の川床などに行くのもおすすめです
お値段も1万円以内のものも沢山ありますので夏には浴衣の次に夏の着物にチャレンジしてみると人と差が出ますよ

Posted by kimono_san at 09:10│Comments(0)
│浴衣(ゆかた)